ブログ

縮毛矯正かけた髪に上からパーマはかけれるの?かけれないの?

Liberのお客様は縮毛矯正も多いのですが、パーマのオーダーも同じくらい多いです!

中でも多いこの疑問、
縮毛矯正をしてるけどパーマをかけたい! できますか??

そんな疑問にお答えします!        
 

こんにちは。

 

東京・練馬 石神井公園 大人女性のためのケアサロン Liber リベル

 

代表 × スタイリスト

深澤 弘樹 です

ふかざわ ひろき


 

縮毛矯正した後、パーマはかけれますか?


結論から言うと、、かけれます!


デジタルパーマでかけましょう!

   

【熱には熱で】 縮毛矯正は熱を使って髪のたんぱく質を変形させています。
デジタルパーマも同じく熱を使ってたんぱく質を変形させます

ストレートにするのか?曲げるのか? 原理としては同じです。
一度、熱で変形させている場合、また熱を加えていかないと変形させるのは難しいです。


迷わずデジタルパーマでかけてもらいましょう!


では普通のパーマはかけれないのでしょうか?


   

通常のパーマに使用するような高アルカリの薬剤は絶対NG!!!


薬剤の力だけでは曲がりません。そしてダメージと同時にくせが戻ってしまいます。
よって、通常のパーマはかけれません。

もしかけたい場合、デジタルパーマを取り扱っているお店で相談するのが◎ 

傷んだ髪にもかけれるの??

あまりにも傷んでいる毛はNG。
サロンワークでもご要望は多いのですが、、
こればかりは誰でもできますよー!ってわけにはいかないんですね。


パーマは髪のコンディションが大事!

髪に弾力が残ってることが絶対条件!
そのうえ技術的にも難しく、熱×薬剤をコントロールする技術、知識が必要です。    
実際、縮毛矯正毛にパーマをかけられる美容師さんって少ないんです。


Liberは縮毛矯正かけているお客様がたくさんいらっしゃいます。
もちろん僕自身、縮毛矯正毛にデジタルパーマを何度もかけていますが、
その中でもこれはちょっと無理、、。ってパターンも存在します。


無理にかけても傷んで後日切りたくなってしまわないように、、
かける前の毛髪診断は慎重にしていきます。


パーマをうまくかけるための条件はこちら


・きれいに縮毛矯正がかかっていること 

まずは土台となる縮毛矯正が適正な技術でかけられていること
傷んでいる、伸びていない、、これはNGです。

ひどく傷んでいる方にありがちなのは毎回毛先まで縮毛矯正をかけていること。
この場合、毛先にパーマをかけるための弾力がなくなっているのでパーマは無理なことが多いです

特にいろんなお店を転々としてる方って毎回毛先まで入れられちゃってるパターンが多いんですよね。。

これは厳しいです。。
毛矯正はリタッチが基本。毛先は体力温存!
そしてなるべく同じ人にかけてもらいましょう。


・ホームカラーをしていないこと

自宅でカラーリング(特に白髪染め)を頻繁にされている方。
この場合も髪の弾力が著しく低下しています。

正直、縮毛矯正かけるのがやっと、、って感じです。
パーマも!となると事故になる可能性大。
いずれはパーマも!とお考えの方は、自宅でのカラーリングはなるべく控えましょう!



・前回の縮毛矯正から時間がたっていないこと


目安でいうと縮毛矯正をかけて1か月以内がおすすめです。

あまりに根元が伸びでしまっている状態にかけると、
根元(くせ)→中間(ストレート)→毛先(パーマ)

というスタイル的におかしなことになるのでまずは根元の縮毛矯正からお願いします。

・毛先のみにかけるのをおすすめします

もともとくせの部分に上からウェーブのようなパーマスタイルは不向きです。

せっかくストレートにした部分が汚く見えてしまうので、
毛先にワンカール程度のカールスタイルがベストです。


条件が厳しい??   と思っている方もいるかもしれませんが、
それだけパーマは髪のコンディションに左右されます!



 
 お客様事例をご紹介します


実際にはどんな感じになるのか? 気になりますよね!

お客様事例をご紹介します。


beforeの状態は1か月ほど前に縮毛矯正をしました。
ぼくがかけたので状態は良好! まだつやつやしていますね。
写真はカット後。今回は少し短めにカットしました。
オーダーの多い肩に当たる長さ。


この長さだとちょうど肩にあたって思いっきり跳ねます!
こんなときこそパーマの出番です!


   


縮毛矯正→デジタルパーマ と気分で楽しまれているお客様です。

女性の気分は変わりやすい?のかな、、 
やっぱりパーマもかけたい!
その時のために余力を残して縮毛矯正をかけてます。
 

自分で縮毛矯正を担当してるのにパーマはできないっていうのは心苦しいですからね。


 






仕上がりです。

毛先のみのアプローチですが、少し曲がるだけでイメージは変わります!どうでしょう?
  毛先が曲がると印象が変わりますよね!

柔らかい雰囲気がでました。



気になるダメージは?

もちろんダメージは蓄積されてしまいます。
ですが、熱を使う代わりにものすごく負担の少ない薬剤を使用することで、
ダメージを感じさせないようにすることは可能です!



髪の膨潤を起こさない

酸性タイプの薬剤 × デジタルパーマ でかけていくのがセオリー。



かける前の状態が良ければよほどのことがない限りものすごく傷んでしまう、、ってことは少ないです。      


  
まとめ
  ストレートに飽きてしまった少し雰囲気を変えたい、
そんなときにパーマはおすすめです!


縮毛矯正した髪にもデジタルパーマならかけれます。

ただし、コンディションに左右されますので、かけてから後悔しないように、、
しっかりとした技術のある美容師さんにお
願いしましょう!


 

過去の記事

全て見る