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縮毛矯正の2つの失敗とその対処法を教えます! 

    暖かくなってきて過ごしやすいい季節になってきましたね。

同時に、くせ毛の方にはこれから嫌な季節が到来といったところでしょうか、、、。
Liberでも縮毛矯正を希望されるお客様が増えてきております!

その中でもこれから特に多くなるのが、他店での失敗。
この前縮毛矯正をしたばっかりだけど、…なんかいつもと違う、、、これって失敗?

こんにちは。

東京・練馬 石神井公園 大人女性のためのケアサロン Liber リベル

代表 × スタイリスト

深澤 弘樹 です

ふかざわ ひろき

 



縮毛矯正歴の長いお客様は過去に一度はこのような経験をされたことがある方も少なくないと思います!

高いお金と長い時間を使ってもそうなってしまうと本当に憂鬱ですよね。
縮毛矯正は美容室の施術の中でもすごく難しく、事故の多い技術。

お店によってもやり方は様々ですし、
同じ薬剤を使っていても技術者が変われば全くの別物になります。


高度なテクニック、経験値、そして担当美容師さんとの信頼関係、、
すべてがそろってないとうまくいきません。


失敗すると大変なことになります。

もし縮毛矯正の仕上がりに違和感を感じていたら、それは失敗かもしれません。
そうなってしまった場合の対処法を美容師歴13年の現役美容師が紹介します。


 

縮毛矯正の失敗は大きく分けて2つ


失敗あるあるパターンの多くは

くせの伸びが甘くうねりがでてしまった

ひどく傷んでチリチ
リ、バサバサになってしまった

のどちらかに当てはまると思います。


細かいことを言えば他にもいろいろありますが、
それはまた別の記事で書いていきますね。


ここでは大きく2つに分けて説明させていただきます。

           

1、くせが伸びてない、または数日でうねりが出てしまった場合の原因と対処法


 
 
考えられる原因は

  …毛髪に対しての薬剤のパワー不足、アイロンの熱不足などが挙げられます。

     

対処法

  くせが出ている部分にもう一度かけなおす
  この失敗はまだ改善の余地あり!! もう一度かけ直しの相談をしてみましょう。

くせが伸び切っていない場合、
髪の内部組織がまだしっかりしることがほとんどなのでその部分をもう一度施術することができればで収まりをつけることができます。


もちろん負担はかかるので判断は慎重してもらいましょう。

 
まずは担当してもらった美容師さんに相談してみてください。

経験を積んだベテランでもまれに失敗してしまいます。

完璧ではありません

しかしこのような伸びが甘いケースは傷んでチリチリになってしまうよりもよっぽどマシ。

状態を見てもらい気になるところは遠慮なく意見をしてみてください。

ほとんど美容室が保証期間を設けているはずです。だいたい10日前後です。

言いづらいかもしれませんが違和感を感じたら遠慮なく相談するのが解決につながる一番の方法です。

 

2、ひどく傷んでチリチリになってしまったパターン

チリチリ、バサバサになってしまった、、、

チリチリとかバサバサとか…このような状態を 業界では通称『ビビり毛』といいます。

まっすぐの状態をキープできず、チリチリに。
見た目はスチールウールとかトウモロコシの毛みたいな感じです。

シも通らないくらい硬くなってますが、
濡らすとブヨブヨで今にも切れてしまいそうなかなりヤバい状態をいいます。


頻繁に自宅でカラーリングをしている 過去にブリーチをしたことがある
このような方に起こりやすいので要注意!



ビビりは縮毛矯正における一番最悪な失敗です。

考えられる原因は   、、、
薬剤のオーバーパワー、過剰なアイロン操作などなど、、


が効きすぎてしまった場合、元には戻せません。
ダメージを考えずくせが強いからと言って必要以上にパワーの強い薬剤を使うと
過剰反応してあっという間に内部組織が破壊されてしまいます。


薬剤設定の時には、くせの強さはもちろん判断基準になります。

  、、、ですがそれ以上に今までの髪の履歴がすごく大事になってきます。


初めてのサロンではできるだけ細かく今までやってきたことを美容師さんに伝えることで、
リスク回避にもなりますので。


特にロングの方の毛先には数年分の髪の負担が掛かっています。

実際に触ってみてどれだけの体力が残っているか、
予測しながら薬剤選定をするのですが

履歴が複雑なほど選定は難しく、仕上がりのクオリティにも影響します。


根元、毛先、お顔回り、、
場所によって髪のダメージ&くせの強さは全然違いますので
それぞれにあった薬剤選定をしていきます。


髪が傷んでいるほど薬剤選定は難しく、選定を誤ると事故にもつながります。

未然にビビり回避のためにわざとくせを残すこともあるくらい。


 
対処法
  傷んでしまったところをカットすること。
この失敗はすでに毛髪内部が破壊されてしまっている為、
残念ながら最終的には切るしかありません。

そのまま伸ばしても切れ毛になってしまいます。

髪の毛は死滅細胞。自己再生能力はありません。

切るまでの延命処置として、ごく一部の美容師さんは『ビビり修正』などやっておりますが、
持続性は保証できませんしやってみなければわからないというのが正直なところ。


ビビり修正って人頭モデルでは練習しようがないんです。
ですので、ほとんど勘でやるしかないので非常にリスキーです。
ほとんどの美容師さんはやりたくないんじゃないでしょうか。。
喜んでやる美容師さんは信用しないほうが良いと思います。。

二次災害になる可能性大。



もしやるとしたら、ビビりを起こしてしまったサロンは避けましょう

個人的にはお勧めできませんので少しずつでもいいのでカットで切り落としていきながら、
髪が入れ替わるのを待ちましょう。


 

まとめ

 
縮毛矯正は技術によって仕上がりに差が出やすい非常に繊細な仕事です。


失敗を避けるためにも、
髪質を分かってくれる信頼できる美容師さんに長く担当してもらうことが重要です!



もし、縮毛矯正の仕上がりに違和感を感じたら、

美容師さんに相談してみましょう!
 

 

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